実家に帰っていった 高校時代の友人 W を求めて
はるばるとバスと船を乗継ぎ 鹿児島県 奄美大島へ行ってきました
行きから 全体的に雨がちでしたが そこは日本の夏と割り切り
楽しかったのでよし ということにします 目的は観光より友人ですし
同伴は 当時の部活仲間2人 TとS このメンバーは本当に仲がよく
ユトラと奄美のWを入れて 4人で青春グループ という感じ
そう言えば未だ実現のなかった卒業旅行 今回がその機会でしょうか
島につくまでも 移動の中ですでに楽しかったです
高速バスで鹿児島についてからも 船が出るまで時間があったので
国文科の学生のTの要望で かごしま近代文学館 に行きました
海音寺潮五郎やら 林芙美子やら 梅崎春生やら 向田邦子やら…
ぅぁーん 文豪資料 激 萌える〜 誘ってくれてありがとうだよっっ
そして船の中が一番楽しかったな
船内レストランは微妙だったので 夕飯はお弁当にしました
ユトラは 船旅は暇であろうと思い 裁縫道具を持って来ていたので
出航後は 1人で もくもくと刺繍作業をしていたのですが
思ったより揺れがあり 途中で酔いを感じ 断念することになりました
それで皆で 船内散策をすることにし 夜の甲板へ…
星が出始めました
女3人はここぞとばかりに 何時間もおしゃべりに花を咲かせます
内容は他愛もなかったけどね 昔のスーファミのゲームの話とか…
でも これが すごく思い出に残ったなあ 結局 日付の変わる前まで話し
最後に夜の空は 天の川の流れに満ちていました

翌朝 名瀬港に着くと 我らが愛するWが家族と共に出迎えてくれました
島を知らない我々は 最小限の要望を伝えていたのみで
奄美の旅は 彼女の計画してくれたツアーを楽しむこととなります
車に揺られること しばらくして 離島・加計呂麻 へ渡る渡船場へ
早朝はスコールもあり 天気を不安に思いましたが じょじょに晴れ
昼には幸いにして 青い空と青い海を満喫することができました
W いわく 普段はもっと綺麗らしいのですが 日本海の寂しい色を
見慣れた我々にとって 奄美のカラフルな海は美しいものです
| 憧れていた 本物のガジュマルの樹 この複雑な造形がたまらん こんな芸術が 自然に生えているなんて… | ![]() |

スキューバダイビングのあとも 皆でしばらく泳ぎました
海水浴なんて本当に久しぶりだし 泳ぐのは楽しいものですね
ただユトラは危険意識の薄い性格なので かなり遠くまで泳いでしまい
しかもウェットスーツを脱いで 普通の水着の状態だったので
皆を心配させたようです すみませんでした
それから 貝を拾いました 天然の砂浜なので 人口ビーチと違い
全ての有機的な造形が美しかったです… 地球はこんなに極彩色なのか
Wの母上が持って来て下さったお弁当を戴いたあとは
ジェットボートで本島に戻り 車でマングローブの森へ向かいました
スキューバも体験したのでメインは終了し あとは体を動かすことは
ないだろう …と思っていたら ここでWがカヌー体験が出来ると言う…
やろうぜ
結構オール漕ぎはうまかったユトラ
潮があまり高い時でなかったので 干上がった岸の上では
シオマネキ という小さなカニを見ることができました 可愛かった〜
マングローブも小さなジャングルのようで 素晴らしい景色でした
今度は 潮があって奥まで行ける時に行ってみたい
さて 夕方も夜になり ようやく宿泊先である Wの祖父母様の家に到着
近所では夏祭りをやっており 憧れの島唄を生で聞けました
奄美はどこに言っても島唄で溢れてる 誰もが唄心を持ってる
なんて羨ましい島なんだろう 自分もあんな風に のびのびと歌いたい…
夜 友人宅で就寝前には ユトラも持って来ていたギターで さあ歌うぞ
さて 調弦 調弦…
…ばりーん
弦 が 切 れ ま し た が 何 か
Wがキーボードを出してくれました
とりあえずは それで心を晴らしました
というかWが ユトラのレラレが弾いてみたいので 教えろという
…ぅっ…
正直な話 ユトラは楽譜を書かないので 正確な音は教えられないのです
かなり適当にカタカナで書いてあげました あとは耳コピで許して…
2日目・午前 ゆっくり目覚めました
恐れていた筋肉痛は 幸いにしてユトラを襲うことはなく
横で悶えていたTを笑ってやることにしました いやな女です
ほどなくして 友人の父上と叔父上が お迎えに来て下さいました
憧れの原生林へ連れて行ってくださるそうです
しかしまた にわか雨 通り雨 の連続で 原生林はドライブしたのみ
残念だ…
でも原生林と湿気はセットのようなもの 横を通れただけでもスゴイさ
何だかんだで 車内は楽しかったしね
昨日の疲れもあって 皆 交互に 寝たりもしていたけど

昼も過ぎると晴れが見え 海岸へ また泳ぐ気ですよ この若者たちは
今度のビーチは 海の家もあるような 泳ぎの観光名所
最初は普通に 熱帯魚を追って泳いでいましたが
少し進むと ギョッ… とする景色に出会います
サンゴの死骸の群生です
この上に立つと痛い しかも浅いのでヘタに泳ぐとケガをしそうです
そろり と気をつけながら皆のもとへ戻りました
しかし ここでは諦めない冒険王ユトラ
生きたサンゴに出会いたい
ということで Wの目を盗み 沖へと泳ぎ出したのでした
遠くまで来ると 海の美しさはいや増して 興奮が募ります
いました 生きたサンゴ まわりもヘンな海の造形でいっぱいです
満足気分で帰ってくると 鋭いWの視線
ははは 大丈夫だよ ほら クラゲに刺されてないだろう
…ごめんなさい もうしません

さて ユトラがそんなバカをやっている間に
Wの父上と叔父上は 近くで食用の貝を拾っていたようです
今度はそれを食しよう ということになり 叔父上の家へと向かいました
家では Wと叔母上と従姉妹ちゃんが 貝を料理してくれました
出来上がるまで待っている間にも 奄美の品を出してくださいました
ええ 最初は餅とかね つまみ程度だったんですよ
それが どんどん これも一品… あれも一品… としているうちに
何だか立派な 宴会フルコース 最後には ごはんが出てきてしまった
結局 Wの家族皆と一緒に そこで夕飯を囲む形に
なんだこのアットホームっぷりは 妙に癒されるじゃないか
これも島の人柄なんだろうね 本当に 人と人との距離が近い
貝も本当においしかったです
3日目 これまでも ミッチリ重厚なハードスケジュールでしたが
これが最終日とあっては 飛行機の時間を考えながらも
更に 思い出作りに いそしまねばなりません
まずはお土産屋へ
遠出とあって 自分の家族だけでなく 他の人たちへの土産も考えると
自分には特に買わなかったのに 思ったより 出費がかさみました
でも色んな珍しいものがあったな 何故か沖縄土産も一緒にあったけど
車に戻るとWが大きな包みをくれました
ゎぁ… さっきの店でユトラたちのために 買ってくれていたのです
今までも 色々してもらったのに 土産まで追加でもらっちゃって…
中でも特に ”スイジガイ” というおもしろい貝がありました
風貌が ”水” という漢字に似ているので そう呼ぶのだそうです
奄美では 魔よけとして 玄関に吊るすお守りなのだそうです

最後に 画家・田中一村の絵画に拝謁せんがため 奄美パークへ
やはり 本やネットで見るのとは違う 独特のタッチが和風でいて斬新…
でも技法やらスケッチ云々より 南国の自然を愛していたんだなあと
そういうことを強く感じました 表現したいことが伝わるって素敵だ
そして最後のお昼には Wが最もオススメしていた 奄美の地元料理
”鶏飯””鳥刺”をいただきました ぃゃっ… これは ホントうまい…
Wには「これを食べたら もう帰っていいよ」と言われたくらいです
そして Wは残念ながら仕事の都合で行かねばならず そこでお別れ
飛行場までは Wの父上と妹ちゃんが お見送りに送ってくれます
道中 アヤマル岬へ 名前の特徴的な岬でした
この展望も 最高に素晴らしかった
奄美は本当に素晴らしい島で 発つのが名残惜しかったです
最後に空港で買い物をすませ いよいよ搭乗 小さい飛行機です
そして離陸 眼下では 海の青が澄んでいて 海底が透けて見えました
また絶対来ようね と3人で誓い合いました
鹿児島空港に着いてからは 高速バスの時間まで 間があったため
せっかくなので空港のレストランで早めの晩御飯をいただくことに
鹿児島の黒豚です
…しかし ここで出た話題が ああ 最後の萌えだった
奄美では 旅行そのものを楽しんでいたのと Wの家族もいたためか
おおっぴらな話をしませんでしたが…
意識が戻った途端 これですよ
ユトラが 中学生の頃に描いていた漫画 のパロディ話になったのです
しかも なんか 相当ヤバかった すごい萌えポイントだった
本当に 最後の最後で マニアックな思い出作りが出来て…
いやあ… よかった な…
とにかく 印象的であっという間に過ぎた2泊3日でした
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