先日アップしましたサインくん 各方面より大きく好評頂いております
うれしいよう 親バカだもん 手塩にかけて作った子だからさあ
…でもやっぱりユトラに似てるんだってよ いっぱい言われちゃったよ
絵も造形も それぞれ全然違うのに 全部ユトラに似るみたいです
顔って言われるけど 雰囲気の問題なのかしら なんでなのかしらね
でもね この顔 とっても好き 愛着持ってるゆえか 可愛くて
目が大きすぎる感はありますが それはまあ 埋め込んだ眼球のせいです
…なんて他のせいにしてますが
実際 これまでヘッドはたくさん作ってて 自分の造形の癖はわかってる
本物の人間の目の大きさ程度で配分するとユトラ絵じゃなくなるんです
自分の絵に見えないものを 自分の作品として採用するほど
ユトラは写実主義ではありません それより個性を重んじます
でも それだけ… ユトラの絵は目が大きいってことなんでしょうなあ
こればかりは漫画顔ですからのう …てことは自分も漫画顔なのか…?
タイトルや名前の由来は 前回 書いたのですが
サイン 森に住む植物の精霊という感じで設定してます
”妖精”と聞くと どんな森をイメージするでしょうか
イギリスや北欧にあるような ”おとぎの世界”な感じでしょうか
はい
サインの森はそんな ナヨッ としたロケーションではありません
もっと湿気の高い コケむした 深い緑な感じだな〜 なかんずく
種子でなく シダやキノコのような 胞子で増える植物が似合いそうです
ただしジャングルや熱帯雨林みたいな情熱的なロケでもありません
こう 神秘的で… もっと 生命と霊体を同時に連想させるような…
人の時間を超えた 進化せず生き続ける太古の自然のままの処女樹林
いわゆる ヴァージン・フォレスト つまり ザ・原 生 林
うーん… 人形という素材が 変化しない無機な命だからかもしれない
生きていないのに ”人の形”なのに皆 不気味さを感じると言う
そうか もっと気持ち悪い人形にすればよかったな キモカワ系で
まあ屋久島とか 機会があるなら 縄文杉なんかと一緒に撮りたい
あの巨大樹に対してはサイン 小さすぎるけどさ 夢だよ 夢
この重さなら アウトドアに持っていくにも障りのないサイズです
|
でも ユトラの傍に 置いておく時は 小さな体が痛まぬよう おうちを買ってあげました
|
![]() |
とりあえず 先月のパーツ自立状態から
最後の仕上げを経て お披露目となりましたが…
まずは 背中に羽をつけるため 肌が露出していても見栄えするよう
塗装の前に 羽の付け根や四肢に 脈状の意匠を造形
いや 逆だ 意匠を見せるため 衣装を着せない …なーんちって…
オヤジギャグと言わないで
この意匠は ”葉脈” とか ”融合ツタ” と呼んでみてます
羽は単なる飾りです 飛べません 絶対 あんな小さな羽では 無理 不可能
それにしてもホント 仕上げが難しかった 大変だったよ
ただでさえ小さい人形の 脚や腕なんかの細いパーツをいじるわけだし
素材に混ぜて使っている プルミエ という 石膏粘土は水に弱いので
接着のためにつけた水分だけで せっかく固まっていた造形がすぐに
柔らかくなって壊れてしまうのです 関節球をつける時もだったけど
そういう点では 大きい人形のほうが 作りこみが楽で簡単
小さいほうが制作費は浮くけど 労力的には同じだと思うと
売られてる人形の値段も 大きさ=価値 ではないのがよくわかります
サインも手放すつもり自体ないけど 売るなら6桁の値打はつける
でも本当に うまくいってよかったです デッサンも悪くはないはずだ
ただ少々 色を塗ったあと 塗料の膜の厚みで 球体関節のバランスが
崩れてしまいました だからと言って 今でも自立が出来るので
問題はありませんが 小さいだけに関節の隙間が目立つ 研究の余地アリ
作家さんはどうやって作ってるんだろう… ユトラも油で塗ったり
色々 挑戦してみたいですけどね〜 ちなみに葉脈のメイクは水彩です
でもね 実を言うと本体は 半月くらい前に完成してたの
サイト展示するのに 小さな男の子がおちんちんを出した写真ばかりは
さすがに いたたまれなかったので とりあえず先に ぱんつ を
ドレスはなくても ぱんつ だけでも作ってあげようと…
というか 思ったより腰ミノみたいになりました でも似合ってるからいいや
それからまた 撮影したり何なりで 時間がかかって ようやっと
今のアップとなったわけですが 実際 写真はわりと撮りやすかったです
それはこのサイズの利点で 特に精霊というコンセプト自体
”原寸大”のようなものなので どこに置いてもフィットしちゃう
黎明はセットを考えねばなりませんでしたが サインは自然体でよかった
ロケーションを選ばず 狭い視野でカメラに収まってくれる いいコです
道を歩く度に ここいいかも… ここもいいかも…と シャッターチャンス
SDカードがすぐにフルになるほど撮りました 選んで編集するのが大変
でもカメラは本当に楽しいです 画面構成は絵の基本だからね
実際の大きさは 水道の蛇口に座らせて撮ったような写真もあるし
物理感覚わかる人は16cmの身長に驚いてくれたけど
ここでも どのくらいか わかりやすいように 他の人形と比較してみましょう
30cmのバービーが ママンのように見えるサイズです
そしてリカの頭が大きいことを悟りました ブライスに騙されていたわね

|
I refuse to grow up!!
人気作家の作品と共演させる |
![]() |
これからも こういう小さい作品は作っていくでしょうけれども
とりあえず今は 作りかけで置いている ヘッドのパーツを消化したいです
皆 どっちかと言えば成人の顔なので ほとんど8頭身で製図を引いたから
子供の人形は しばらく お預けになりそうな気がしますけれども
少年体型なサインの "かわいい立場" は当分の間 安泰でしょう
実際 ドールの頭身は低いほうが かわいかったりするけど
スーパードルフィーにしても60cmのわりに頭大きいからな 約6頭身か
有名作家さんの作品を見ても 皆 折れそうなくらい体が薄くて華奢
でも不思議とドールだと そのほうが自然なんだなあ
特にパーツだけ見てると 実際より胴体が大きく見えるよう錯覚します
だからと言ってユトラは そのまま細い子には 仕上げたくない
作って組む度に ヘッドとの大きさのバランスの矛盾に気付いて
何度も製図から改めて 作り直してます …時間がかかります…
まあ 決して リアルにこだわって良い作品になるとは思ってないので
もともと顔だって漫画っぽいし デフォルメも結構 加えてはいるけど
絵なんかでも ユトラの作風自体 ガッチリ系のモデル体型だから…
趣向は 繊細な創作人形より ヒーローフィギュア造形に近いのでしょう
でも髪が固形より毛状のほうが好きなんだよね 髪フェチだから
関節も動かしたいし… だから スタチューよりドール派
それにしても欲しいと思うのは カジュアルな着せ替えで遊べるような
そのへんの オネーチャン オニーチャン の愛玩用の人形なのに
先に作りたくなるのは 奇形な体や 人間離れした方々
ひねくれてます サインも普通にカワイイではすませなかった
そして なるべく服を着せないでいいようなデザインをひたすら考える
ああ 人形を作る時間がもっと欲しい
>> 戻