虚空会
作詞・作曲・編曲・演奏/Yutora

DO NOT STEAL THE MUSIC

中学1年の時から長い間 作り続けている曲のデモです
「歌声」の旋律のもとになった曲でもあります
伴奏や歌声は仮のものなので 中間部のみ公開とします

一応 全編に渡って手は入っていますが
まだまだ完成形には程遠いように思っています
もっとも決して後ろ向きな気持ちではありません
熟成期間が長いだけあり 大切にしたい曲なので
いずれはオーケストラを入れるくらいの希望を込めて
「歌声」も含め 色々な編曲を試しているところです
オリジナルは8分の6拍子ですが 4拍子のロック風などの
バージョンもあったりします 夢が広がりますね

歌詞は高校の頃 法華経にインスパイアされて書きました
虚空会(こくうえ)は 見宝塔品第十一 にある
たくさんの宝物で飾られし伝説の塔で行われた説法のこと
この「宝塔」こそ「自分自身」の精神をさすのです


春は 夢の岬 さまよっていた頃を偲ぶ
夏は 儚き舟 舵をとり青く染まる

僕の想いは虚空で精霊と踊って
地と水と火と風を空の下に抱く

秋は 金色の美しき人と物語り
冬は 冷たき日を乗り越えるため 強くならんと

骨が支える身に血を流し熱を生み
深い呼吸を感じ或いは生命を知る

僕の想いは虚空で精霊と踊って
地と水と火と風を空の下に抱く

喜びも痛みも全て自我のもの
五の文字、七の宝、久遠の塔に刻む

強い記憶が残ればそれでいいのだろう
僕の心は虚空で精霊と躍った


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